「鏡堂みやび」の作品を見た時、自分にも才能があればと思ったが

1.鏡堂みやび CGに惚れる

鏡堂みやびのCG画像を初めてみたのは、もう随分前だと思う、その全体からあふれる迫力、苦しむ女性の表現、汗や肌の質感などまるで描いたとは思えない質感で迫ってくる。パソコンもまだ高価で性能も今よりは全然悪い時代だったと記憶している。これどうやって描いていてるんだろうと、相当に時間が掛かっている・・
それをここまで描ききる執念に世の中には凄い人がいるもんだと思った。
最初に作品を見た時、自分にもこんな才能があればと思ったが・・才能ではなくこれは執念描きたいものを描ききる執念、それがあるのかないのかに尽きるのだろう

例えばAVとかで緊縛、調教をみても、単にスタイルなのか心底SMにのめり込んだものなのか、全く違うように見えるように

彼の作品を観ると、自分にこんな緊張感のある緊縛が出来るのかと自問してしまう。

鏡堂みやび

特に好きなのは、谷ナオミに似せて描かれた画で下は実際の谷ナオミの映像

生贄婦人 蠟燭をたらされてもがく谷ナオミ1
生贄婦人 蠟燭をたらされてもがく谷ナオミ2

2.杉本彩 「花と蛇2 パリ 静子」

一般的によく知られるようになったのは、杉本彩の 「花と蛇2 パリ 静子」の映画作品で、 杉本彩の過激な縛りのSMシーンが話題を呼んだが、この主演の杉本彩をモデルに緊縛画を描いていたことで記憶している人も多いだろう。

ポーズの元絵になったのは、多分こちらでしょう!
竹に囲われて縄で縛られる。女賭博師

映画の中では静子(杉本彩)似せて絵が描かれる。みやびの描いたCG

映画の中で使われた杉本彩を描いた画

映画の中で同じ格好で責められる、静子(杉本彩)

3.生い立ち

SMペディアによると、彼は1957年生まれ、北海道に生まれ同志社大学の文学部を卒業
その後は、SM雑誌の「SMクラブ」の編集部につとめ、緊縛師、撮影、文書に挿絵と全てを一人でこなすようなツワモノだったようだ。。

品の良い母上に行儀作法を厳しく躾られた少年時代に、早くも女子を緊縛する恍惚に目覚めたという。感受性の強い変態こそ悩み深き者はいない。将来を嘱望する父母の期待を一身に受けつつも、自室でわらばん紙に緊縛画を描き綴る少年時代を過ごした

鏡堂みやび秘画展「蜘蛛と雌蘂」

横浜の団鬼六邸に原稿を受け取りに愛車のフェアレディZで第3京浜を疾走するもスリップし、車は全損したがタクシーに乗り換えて印刷所に直行したことなど逸話も多い

鏡堂みやび秘画展「蜘蛛と雌蘂」

SMというか仕事の掛ける情熱がなんか半端ない鬼才のようだ

4.「鏡堂みやび」と「きざき和美」

そんなわけで、自称「鏡堂みやび」のCG調教画像のファンだったのですが、まさか「闘奴ルーザ」を描いていた「きざき和美」と同一人物とはつい最近まで知らず。お恥ずかしい!!

実は「闘奴ルーザ」も好きで、昔は漫画本を持っていた。今は捨ててしまったが、今を思えば非常に残念である。

「ç」は「S&Mスナイパー」誌に連載されていた漫画でもちろん漫画としてのストーリー性もありそれでいて、奴隷、拷問などのエロい部分も刺激的によく描けている作品になっていたので、自分でも好きな作品の作者が同一人物だと、見抜けないのもまだまだ素人同然なんだなと改めて、勉強不足な自分を反省しました。

闘将ルーザ



闘将ルーサーはこちらのブログに「かきざき和美(鏡堂みやび)「闘奴ルーザ 」に詳しく記載されていますので参考に!

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