しつける前に知っておきたいM気質女性のタイプ

M女性について思うこと

M気質の女性といっても、いろいろなタイプに分かれている。
それぞれ個性もあれば願望も全く違うといっていいと思います。

子供の頃にアニメや漫画で悲劇のヒロインに憧れ女の子もいれば、素敵な男性に命令されて奉仕をすることを夢見ていた女の子もいます。また肉体的な苦痛を重視する人もいいるなど様々です。

またヒロインを演じつつもその中に、肉体的苦痛や羞恥心を仰ぐような行為を求める場合もあり、複雑にいくつもの願望がからみあっているといえます。
その素養を見極めながら、SMプレーや調教を行はないと相互の関係性や肉体的精神的なリスクがあることを認識しておくべきでしょう。

それは、もともとM性(マゾヒズム)はどこから来くのか?

フロイトは、マゾヒズムは死の本能の現われであると考えた。この理論に先立ってフロイトは、マゾヒズムは個人がもつサディズムが自分 自身に向けかえられたものであると述べていた

翻訳 マゾヒズムの心理力動について:バーリナー,B.(1947)

このフロイトの考えは主体と客体の同一化、愛情の一体化を現しいるようにも思えます。
悲劇のヒロインを演じながらも、ヒロインを虐める相手は自分を決して憎くは思っていない、いや憎いと思っていてもそれは愛情の裏返しである。
奉仕をすることに感じる女性もそれは、相手の愛をすべて受け入れることに悦びを感じ一体になろうとする。
肉体の痛みに快感を覚える女性も、そこに死の恐怖と生への執着や愛を大切に思いたいがために、痛みと死の恐怖に耐えるのである。

M女性の特徴は愛されたい願望が非常に強いのではないでしょうか?
それが他人への愛情の奉仕もあれば、自分への愛情、自虐として現れる場合もある。

こうした願望や欲求が複雑に絡み合ってM女性は出来上がっているというのが私の考えではあるが、SMや調教をする場合はある程度のカテゴリー・タイプ分けを考えながらするものであるので、そのタイプについて下記に記します。

M女性のタイプ

奉仕型

相手に対して奉仕をすることに悦びを見出すタイプ。相手の望む事をしてあげたい。無理難題に対してもなんとか耐えて褒めてもらいたい。
相手にひどい目にあいながらも、必要とされた時に悦びが倍増する。
精神的にも肉体的にも奉仕 に悦ぶタイプです。

肉体的にはフェラチオ、イマラチオなどの口での奉仕
男性の足や汚いところも舌で舐めて綺麗にしてあげる
リップのテクニックを磨いて相手に褒められて喜ぶなど。

自分の知る限りでは、フェラチオ好きにこのタイプが多い気がします。また自分からすすんで男性の乳首を舐めたがる、などもあります。
このタイプは精神的にも奉仕を好むことが多いと思います。

プレーの時にはどんなことで尽くしたいと思っているのかを考えながらすることが多くなります。男性を喜ばせる行為をさせる事が多くなるのでフェラチオや全身リップ、胸が大きい方の場合は胸と口での奉仕、男性の受け入れかたなどを調教します。
ただやはり女性ですので、プレーが終わった後では大切に扱うのはあたりまえですが、プレー中も本当に嫌がるような奉仕はさせないように気をつけなければいません。例えば、足の指など汚い部分にを舐めさせられる行為には嫌悪感を覚える女性もいます。
どこまで許されるか又は、どこまでが悦びとしていけるか、感じるのかは、相手の反応をみながら細かくチェックしていく必要があります。
また奉仕をしたり、耐えたりした場合はご褒美も忘れてはいけません。
ご奉仕は相手が好きな奉仕をさせてあげるというのもありですし、これが女性への褒美であるというのを、しっかりと認知させて上げるのが大切です。

このタイプは主従関係を重んじる奴隷として飼われることを好みます、但しここでいう奴隷とは性的奴隷(sex slave)とは異なり、あくまでプレーの中で行いますので性暴力ではありません。

ヒロイン型

悲劇のヒロインに自分がなった自分に悦びを感じるタイプです。
想像力が強く願望や妄想度合いも高いといっていい思いいます。
実はこのホームページのドメインも「Damsel in distress」(囚われ姫)から来ています。これは危機に陥る女性であり、しばしば神話の中にも登場します、
例えばアンドロメダーなどもそのひとりでしょう

アンドロメダーは母カッシオペイアが自らの美貌が神に勝ると豪語したことから、怒った神々によって怪物の生け贄とさせられようとして、波の打ち寄せる岩に鎖で縛りつけられた。

アンドロメダー『ウィキペディア(Wikipedia)』

また女の子であれば、アニメのキャラクタの危機に立ち向かいながらやられてしまう自分を想像していたこともあるかと思います。

庵野監督が涙したというセーラームーン無印第34話についての個人的考察 - Togetter
セーラームーンの正体がバレるシーン

自分の悲劇的な状況を想像し、囚われ、縛られることを想像し、奴隷としても飼われる自分を想像したりします。
プレーでは主にどんな役が好みかを聞いて始める事が多いでしょうか・・
囚われ方も好みがあるようです、基本は後ろ手に縛って責める、ベットい貼り付け姿勢をとらせる責める事が一般的です。
また奴隷役をさせて悲劇のヒロインが奴隷に落ちた状況を作ります。
ただ同じ奴隷でも、奉仕型の奴隷とヒロイン型の奴隷では悦びが異なります。
奉仕型の奴隷は奴隷として奉仕することに悦びを感じますが、ヒロイン型の奴隷は奉仕を強制されることに精神的、肉体的な苦痛をともなった快楽を得ます。
同じフェラチも奉仕で悦ばすのか、強制されたフェラチオをさせて性的な興奮を得させるのか違うのです。

ただ調教の中で「ヒロイン型」だったのが「奉仕型」に変わって行くことや、プレーの中で最初は「ヒロイン型」後半は「奉仕型」で複数の性癖を楽しむことはあるかと思います。

破滅思考型

ダメになっていく自分、どうしようもない自分へ向かうことに寄ってマゾ的な精神的な快楽を達成したいタイプです。破滅思考の方はよく、ネガティブな人が多い、こだわりの多いタイプ、完璧主義で自己を責める人に多いと言われたりしますが、性的なSMや調教を好む破滅願望を好むタイプと日常的に破滅願望を持たれている人ではまた違うのではないかと思っています。
日常的・社会的な破滅願望をもたれている場合ではなく、ここは性的な趣向として扱う場合のみを考えます。

性的なプレーとして自己をめちゃくちゃにされたい、例えば拷問、放置プレーやレイプ願望に興味があり肉体的、精神的に傷つくようなことに悦びを感じます。一方こちらも過剰な自傷行為や自殺願望に結びついてしまうと危険な場合もありますので注意と見極めが必要かと思います。
またプレーとしても酷い言葉を浴びせたり、一見乱暴に取り扱うよな事もするため、事前の行為の確認やアウターフォローも必要になります。
プレーとして楽しんで頂ければいいのですが、プレーと現実の境を明確に分けて対処しなければ行けないという難しさがあるので、そこを把握しながらプレーする、よりオンオフを区別して調教する必要があります。

苦痛と羞恥

M女性のタイプとは少し異なりますが、どんなプレーを好むかでもタイプ分けできます。肉体的な苦痛を好むタイプと精神的な羞恥を好むタイプです。
もちろんどちらか一方という訳ではなく、両方混在させながらプレーは実施しますし、その時、日によってどちらを重視するかを決めていきます。
ただ、女性も得意不得意があるのでそこを見極める必要があります。

最後に・・

自分なりにM女性の方を、ほん少しではありますが分析をしたわけですが、人間の身体も精神は奥深いものです。とてもここに書ききれるよな簡単なものではないことを知っておくこと、そして女性を大切にすることが一番大切だと、自分に言い聞かせなくてはと思っています。

クリックお願いします。→アダルト ブログランキング

ピックアップ記事

関連記事一覧